図書出版

2017-07-05 20:12:38

７月１日に日本政策金融公庫総合研究所から『「見つめ直す」経営学－可視化で殻を破った中小企業の事例研究－』という図書が刊行されました。

本の中には全国15社の事例があり、その１つにお仏壇のやまきが掲載されています。

この本のポイントは景気低迷や高齢者社会の到来など中小企業の経営環境の変化が進むなか、企業は生産性向上で売上高や利益率を改善する定量的な成果と共に、コミュニケーションの活発化やワークライフバランスの定着など数値に表れない定性的な成果も同時に実現しているという、そうした事例を調査し挙げています。

私が特任教授をしている静岡大学の職場実習活動のねらいも、学生は企業規模などの定量的な評価だけで就職先を選ぶのではなく、組織の風通しの良さやチームワークの良さなど数値で示せない定性的な評価も考慮すべきことともリンクします。

この本を通じて少しでも社会のお役に立てれば幸いです！