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お彼岸とお盆

こんにちは。本日は彼岸の入りですね。

朝から雨が降ってしまいましたが、明日から数日は雨は降らなそうです。

お彼岸は春と秋に1回ずつあり、それぞれ春分の日・秋分の日を中心として前後3日、計7日間です。

24日が彼岸の明けとなりますので、それまでに多くの方がお墓参りに行かれます。

お盆にもお墓参りをすることがありますが、お彼岸とお盆の違いはご存知でしょうか。

お盆は、ご先祖様が現世へ帰ってくる期間とされていますので、自宅でおもてなしをしてお盆期間を一緒に過ごします。対してお彼岸は、ご先祖様が帰ってくるとは考えられていません。仏教ではご先祖様がいる世界を彼岸(ひがん)、私たちが生きている世界を此岸(しがん)と呼びます。この彼岸と此岸が最も近くなるのが春分の日・秋分の日とされ、この時期に修業を行うことで、煩悩に満ちたこの世(此岸)を脱して悟りに至ることができるという解釈から「お彼岸」という行事が生まれたとされています。

お盆はご先祖様が私たちに会いに来てくださり、お彼岸は私たちがお墓参りに行くことでご先祖様に会いに行くイメージですね。

仏教行事それぞれにいわれがありますので、ご興味ございましたら調べてみると面白いですよ。

やまきでは生花も販売しております。普段お墓には造花で、という方も、お彼岸という節目には生花のお供え、いかがでしょうか。

石田街道店 勝山