県民フォーラムで講演
2018-12-19 13:27:31
テーマ:その他
先週15日に国や県が推進している「在宅の看取り」をテーマにした県民フォーラムが開催され、供養の変遷や終活のあり方について基調講演を行いました。
終活といえば葬儀会社が行っている「もしもの時の準備=葬儀見込み客の囲い込み」と言ったマーケティング活動が連想されますが、講演では人生を悔いなく終える事を目的とした「本来の終活」を説明し、自分のためや家族のためにすべきことを体系的に説明しました。
また介護や医療の現場では人手不足から施設の生産性をいかに上げるかが求められますが、先進国の生産性比較と品質(サービスの質)という視座で、現実的には過剰品質(過剰サービス)に陥っている問題を論理的に説明していきました。
講演は沼津市で行いましたが、第二部で紹介があった「訪問介護」に関しては地域の質の高いケアマネージャーをリーダーにして、医師、介護、福祉用品、入浴等各種サービスが補完しながら連携しており、その組織が機能していることなどとても勉強になりました。